山中養蜂のブログ

山中養蜂の店主のブログです。養蜂以外のことも書いていきたいと思います。

養蜂に関するご質問への回答5

コメントより頂いた養蜂に関するご質問への回答を書かせて頂きます。

ご質問内容を簡単に記入させて頂くと、
1、採蜜時、巣枠を全部絞るのか。
2、採蜜後の巣枠は、群に戻すのか。
3、巣箱の周りを徘徊している蜂がいるが、何なのか。
4、巣箱の前でホバリングしている蜂がたくさんいるが、何なのか、
です。

1、に関して。
当方では、隔王板を使用しているので、継箱には、産卵、蜂児は無く、蜜だけなので、採蜜時には継箱の蜜を全て絞ります。
逆に言えば、巣箱の蜜は絞らないので、ミツバチに残すことになります。

隔王板を使用しないで養蜂をしている場合は、
巣箱、継箱関係なく、蜜枠は全て絞ってしまうようです。
放射式の遠心分離機の場合は、蜂児が落ちないので、蜂児が一部いる枠も、絞れますが、
一般的な遠心分離器の場合は、蜂児のいる枠を絞ると、蜂児が落ちてしまいます。

小さな蜂児のいる枠を絞ると、ローヤルゼリーの混入により、はちみつの透明度が落ちます。
蜜濾し器を通せば、蜂児ははちみつには混入しないので、一部蜂児のいる枠を絞るかどうかは、ご本人次第です。

隔王板を使わない場合は、女王蜂が好きに産卵するので、蜜枠の中に一部蜂児がいる枠が多いと思います。
特に、蜜が多くなり、圧迫貯蜜になると、この状況が顕著になります。

個人的には、蜂児が落ちると可哀想なので、一部蜂児のいる蜜枠を絞るのならば、
卵や、無蓋の蜂児がいる枠は絞らず、有蓋蜂児になってから絞った方が良いかと思います。

2に関して、
採蜜後の巣枠は、蜜がまだ付着しているので、その掃除も兼ねて、一度群に戻すのが普通です。

当方は、蜂場で蜜枠を回収し、その際に、その分の別の空枠を入れています。

空枠を余剰に持っていない場合は、
採蜜後の巣枠をすぐに群に戻さないと、とまる足場のない蜂が巣箱にあふれかえってしまいます。


3に関して、
巣箱の周りを徘徊している蜂がいる場合、ダニが原因の可能性が大きいです。

徘徊している蜂を見て、羽が縮れている場合は、確実にダニが原因です。
羽縮れが観察できる場合、ダニの寄生が相当の数になっている可能性が高いので、
早急に対処した方が良いです。
大きくて立派な群である程、ダニによる群崩壊が早いです。

羽のしっかりしている蜂が、巣箱から離れた地面を徘徊している場合は、
寿命の蜂のようです。
たくさん蜂のいる蜂場の地面では、群の代謝の激しい時期には、良く見かけます。

あと、うろうろ徘徊しておらず、
巣門の前に蜂が貼りついているだけならば、
暖かい時期には普通に見られます。


4に関して、
巣門の前で、巣門側を向いてたくさんの蜂がホバリングしているのは、時さわぎと呼ばれるものです。
増勢が順調な群で、良く見られます。

群分割

最近、ブログが滞ていて、申し訳ありません。

現在、採蜜中です。
今年は、7~8月のはちみつのメイン蜜源である、カラスザンショウの開花期間中、天気が悪かったです。
その為、採蜜量が減りそうです。

採蜜と並行して行っているのが、群分割。
採蜜後、採蜜群を解体して、群を分割します。


当店では、4月~8月まで、ずっと採蜜期間中なので、
2~3月の建成期から、4~8月の採蜜期間終了まで、
1群当たりの蜂数を多くし、その数を維持するように管理しています。

1群当たりの蜂数を増やさないと、はちみつの収量が上がらないからです。
例えば、同じ働き蜂数5万匹でも、
1群で5万匹いる群と、
2万5千匹ずついる群2群では、
採蜜量が全く違います。

その為、採蜜が終了するまでは、群数が全く増えません。
増えるどころか、増勢の悪い群を解体したりするので、
蜂場全体での蜂の総数は増えても、群数は減っています。


そして、採蜜終了後、群数を一気に増やします。

新女王蜂の育成、越冬までの群の立ち上げを考えると、9月の初旬までには分割を終えないと。


忙しいのが、しばらく続きます。

ブログ更新が遅れている言い訳です・・・・。


採蜜開始

7~8月のはちみつの、採蜜を開始しました。

今年は、7~8月のはちみつのメイン蜜源である、カラスザンショウの開花時期の天気が悪かった為、採蜜量がかなり減りそうです。


早朝、蜂場に行き、蜜の入った巣枠を回収し、
作業場に持ち帰って、巣枠から離蜜します。

1日に処理する巣枠の数は、120枚位。

一番下の巣箱は採蜜せず、継箱のみ採蜜するので、
4段群だと、継箱3段分、1段巣枠9枚なので、1群当たり27枚。
1日当たり、4~5群分ずつの採蜜となります。

しばらく、採蜜が続きます。






ようやくの日差し、しかし・・・

久しぶりの、夏の日差しの中の内検。

暑いですが、蜜の為にはこの日差しが必要なようです。

蜂場により、群により、ムラはありますが、蜜が入ってきました。

集蜜の邪魔をしないように、最低限の内検で、作業は早々に終了。
蜂場に一緒に行った次女、三女は、「今日は早い」と喜んでました。

強い日差しが待ち遠しいのですが、週間天気を見るとずっと曇り。

自然相手の作業、天気はどうすることもできません


出張内検

本来であれば、蜜がたくさん入って、養蜂作業に追われているはずなのですが、
今年は蜜の入りが悪く、通常の内検作業が続いています。

お客様からの出張内検依頼が入った為、本来は山の蜂場での内検予定でしたが、急遽お客様宅への訪問となりました。
午前中、午後と、別々のお客様の所へ、合計2件の訪問でした。
どちらも、当店から30分以内の、近場です。

当店では、当店でミツバチをご購入頂いたお客様へのサービスとして、出張内検を行っています。
有償のサービスですが、お客様からのご依頼があれば行います。


午前中、1件目は、
蜂が巣箱に満タンになったので、人工分蜂作業を行って欲しいとの依頼でした。
初めての作業なので、立ち合いで作業を教えて欲しいとのご依頼です。

巣箱を内検確認すると、既に、お客様が気付かない内に、自然分蜂されてしまっているようでした。
ただし、蜂の数はたくさんいたので、人工分蜂させました。
元女王の、羽切り、マーキングも行い、巣ヒ枠と、代用花粉はサービスで入れさせて頂きました。

同様の作業を2群行い、作業終了。

その後、説明、雑談をして帰りました。
実際の作業よりも、雑談時間の方が長かったかもしれません。


午後からは、はちみつの納品経由で山の蜂場へ寄り、お客様からのご要望のあった養蜂資材を取ってきてから、
お客様宅へ向かいました。
こちらは、養蜂全般の立ち合い指導のご依頼で、先月に続き2回目です。
こちらでは、7群の内検立ち合いでした。

こちらでも、内検後、説明、雑談で、帰る頃には、真っ暗になってしまいました。






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