山中養蜂のブログ

山中養蜂の店主のブログです。養蜂以外のことも書いていきたいと思います。

産卵働蜂

産卵働蜂(さんらんどうほう)とは、働き蜂が産卵をしてしまう現象です。

働き蜂は全てメスです。
女王蜂のみがメスで、働いているのはオスと勘違いされている方が多いですが、女王蜂も、働き蜂も、遺伝的には同じメスです。
その為、働き蜂も産卵することがあります。ただし、これは異常事態です。

通常は、女王蜂が分泌する産卵抑制ホルモンを受け取ることで、働き蜂は産卵しないようになっています。
しかし、女王蜂がいなくなったり、ホルモンの分泌が不足したりすると、働き蜂が産卵することがあります

女王蜂は1群に1匹しかいないので、事故等でいなくなると、即危険信号です。
女王蜂も、働き蜂も遺伝的には同じなので、女王蜂がいなくなると、働き蜂の卵や小さな幼虫にローヤルゼリーが与えられ、女王蜂が育成されます。

しかし、それもうまくいかず、女王蜂がいない状態が長く続くと、いよいよ働き蜂が産卵開始、産卵働蜂となります。
ミツバチでは、受精卵はメス蜂に(女王蜂または働き蜂)、未受精卵はオス蜂になります。
働き蜂は、交尾をしていないので未受精卵しか産めず、その卵からはオス蜂のみが生まれます。
そして、その群はオス蜂ばかりになり消滅します。

産卵働蜂になった群の巣房です。
一つの巣房に、たくさんの卵が産んであります。
DSCN3269_convert_20160609221533.jpg

産卵働蜂になった群では、複数の働き蜂が産卵を開始するので、このように卵のめった打ち状態になります。

ちなみに、この群では、既に新しい女王蜂が誕生し、交尾マーク(交尾後にオスの交接器が尾に付いている状態)も見られたので、時機に正常群に戻るとは思うのですが・・・、その割には治まってこないなあ。
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