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山中養蜂のブログ

山中養蜂の店主のブログです。養蜂以外のことも書いていきたいと思います。

ミツバチ・越冬結果

越冬後の初内検を、全ての群で終了しました。

結果としては、過去最悪の越冬です。

ある1か所の蜂場では、全群の2/3が全滅してました。


いわゆる、蜂群崩壊症候群のような、症状です。

働きバチが、死骸も無くいなくなっている。

女王蜂がわずかな蜂と残っている群もあれば、巣枠の上に、女王蜂の死骸が残っている群もある。

貯蜜は、たくさん残っており、餓死ではない。

といった感じです。


ただし、原因不明ではなく、多分原因は、ダニ。

残された、有蓋蜂児の蓋を切ってみてみると、ダニに寄生された蜂児が多いです。

昨秋、ダニ駆除剤の効きが悪いなあとは感じていたのですが、台風後で、蜂場に行くのも大変で、あまり見られず。

その結果だと思います。

また、暖冬で、女王蜂の産卵が止まらず、蜂児が存在し続けたことも、悪化に拍車をかけたのだとも思います。

このダニは、成蜂に寄生していても増加はできず、蜂児に寄生した時にしか増加できないので。


蜂群崩壊の経過は下記のような感じだと思います。

1、越冬前、寄生ダニが多かった。

2、暖冬で蜂児が減らず、ダニが増え続けた。

3、ダニの寄生された蜂児は、正常な成蜂にはなれず、羽化後、働きバチにより巣箱外に捨てられた。

4、蜂児の世話は、働きバチに大きな負荷をかけるため、寿命が短くなり、死ぬ働きバチが増え、巣箱外で力尽きた蜂は巣箱外で死に、巣箱内で死んだ蜂は働きバチにより外に捨てられた。

5、蜂児がダニに寄生されている為、新たな正常な働きバチが補充されず、働きバチがどんどん減少した。

6、結果、働きバチが失踪し、女王蜂だけが残り、貯蜜もたくさん残っている状態になって、群が崩壊した。

こんな感じだと思います。


秋の越冬前の蜂の増加が良く、蜂がたくさんいた群ほど、全滅していて、

館山の蜂場では、この症状で全滅した群が1群も無かったことも、上記の説と合致します。


秋に増えの良かった群は、蜂と共にダニもたくさん増えたといえるし、

館山の群のほとんどは、秋に他蜂場から女王蜂分蜂させた群で、この分蜂の際、蜂児のいる巣枠は一切入れず、一度、蜂児が全くいない状態になっているので、ダニが減ったと考えられるからです。


と、原因の推測はできるので、反省し、今後の越冬に生かしたいとは思いますが、

減った群を、すぐに戻せる訳では無いので、この先の対応を考えないといけません。


まずは、ダニ駆除。

うまく効けば良いのですが・・・。

貯蜜はたくさんあるので、ダニさえ減れば、これ以上は減らないとは思います。



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