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山中養蜂のブログ

山中養蜂の店主のブログです。養蜂以外のことも書いていきたいと思います。

コクシジウム・治療

飼育中のニワトリが、コクシジウムを発症し、

薬を使わないで処置をしたところ、予想以上の効果があったので、記録を書きたいと思います。


まず、コクシジウム症というのは、腸の細胞に取り付く原虫により、起こる病気で、

血便が出て、元気がなくなり、そのまま放置すると、多量死につながる病気です。

ヒヨコや、成鶏前の幼鳥がかかり易いです。


様々な動物で、コクシジウム症は発症するようですが、種特異性があり、

鳥のコクシは鳥のみ、犬のコクシは犬のみ、猫のコクシは猫のみに感染します。

さらに、鳥コクシでも、原虫の種類によって、腸管内の寄生部位が異なるそうです。


そして、コクシジウム原虫の生活環も分かっていて、

腸管の細胞で増殖し、卵が糞と一緒に体外に排泄され、排出された直後は感染能力が無く、

環境中で数日経過し、感染能力を備えた卵が、鳥に経口摂取され、腸管にたどり着き、再感染を繰り返す、

という感じです。


ここで、注目すべきは、一度体外に排出されないと、再感染できない点です。

その為、平飼い(地面の上での飼育)に比べ、ケージ飼育をすると、

糞と一緒に排出された卵を、餌と共に摂取しにくくなるので、コクシの予防になります。


予防になるとは聞いたことがありましたが、

これこのまま、治療法になるのではと思い、試してみました。


10/17、飼育していたオスが1匹死亡。同じ小屋の他の4匹も少し元気がない。


10/18、残った4匹が餌を食べず。症状からコクシジウム症と判断。

そして、カゴ飼育開始。
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首を下げて、コクシの典型的症状です。
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10/23(カゴ飼育5日)、4羽とも、餌を食べ始めました。(写真は、10/24)
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カゴ飼育1週間後には、4羽とも元気になり、見た目では全く正常な状態になりました。(写真は、10/26)
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首を出して、葉っぱを食べています。
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もう少し様子を見てから、平飼いに戻す予定です。

カゴ飼育中は、2日に1回位、カゴの底を水で流し、糞を洗い流しました。


普通は、サルファ剤を投与するそうですが、獣医の処方が必要らしいです。

ただし、こんな簡単に治るなら、薬はいらない気がします。(数羽飼育している位ならば)



魚の飼育でも、白点病治療で、薬を使わない、ベアタンクでの毎日換水法がありますが、

理屈としては、これと同じような方法です。


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