山中養蜂のブログ

山中養蜂の店主のブログです。養蜂以外のことも書いていきたいと思います。

押しかけ・合同

先日、セイヨウミツバチの分蜂群を1群捕まえました。
当方の群は分蜂されていないので、どこかの群が迷い込んできたようです。

働き蜂が5枚分程いた大きな群だったので、第一分蜂によるものだと思っていましたが、未交尾女王だったようです。
産卵を始めず、また、交尾飛行に出た際、戻れなかったようで、女王不在となってしまったようです。

スソに王椀をたくさん作り、働き蜂も浮いていて、女王蜂がいない感じで、2度の内検でも女王蜂が見付からず。
女王蜂を失ったと判断し、交尾箱の女王蜂を導入しました。


交尾箱の女王蜂は、こんな時の為に維持しているのですが、女王蜂を抜かれた交尾箱は、当然、女王蜂不在となってしまいます。
そのままにすると、産卵働蜂となってしまうので、処置します。

まず、蜂児のある巣枠は、別の交尾箱に預けます。

そして、成蜂も、別の交尾箱に合同してしまいます。

合同の方法ですが、
普通は、合同というと、香水等で強い匂いをかけた上で、混ぜてしまうのが一般的です。
何故なら、ミツバチは、匂いで、自群と他群を区別していて、他群の蜂は攻撃して殺してしまうから。
強い匂いを付ければ、匂いで区別できなくなり、その間に混ぜてしまうという方法です。

ただし、そんなことをしなくても、合同はできます。
状況によりますが、
少数の他群の蜂が来ると、攻撃して殺し合いになってしまうのですが、
多数の蜂が押し寄せると、受け入れられて、喧嘩せずに、合同してしまうのです。

ということで、無王になってしまった交尾箱の成蜂は、隣の群の巣門に、ごそっと落としてしまいます。
そして、元の巣箱は別の場所に回収し、元の場所に巣箱が無い状態にします。

そうすると、他群の巣門に落とされた蜂たちは、ブーンと皆で羽ばたいて、集合フェロモンをだして、巣箱が無くなって行き場所が分からなくなった仲間を呼び、巣門からその群の中に入っていってしまいます。DSCN7306_convert_20170427221850.jpg

元の場所に巣箱を残してしまうと、その中にとどまってしまう蜂が増えるので、元群の匂いが付いた巣箱等は撤去してしまうのがポイントです。

しばらくすると、何事も無かったかのように、皆が新たな巣箱に入ってしまいます。

多数が押し寄せてくると許してしまう、何とも不思議な習性です。

ただし、女王蜂は他群には絶対入れません。殺されます。
交尾箱を、隣と近接して置いていると、戻る巣箱を間違えて殺される女王蜂がたまにいます。





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